大般若転読法要　加東市　播州清水寺

平成3１年11月23日兵庫県加東市 播州清水寺において大般若転読法要を厳修いたしました。

大般若経転読法要とは大般若波羅密多経六百巻を転読する法要です。

中国の唐の時代660年正月から玄奘三蔵（西遊記の三蔵法師のモデル）が4近くかけて翻訳したもので、翻訳完成時に慶賀のために読み上げたのがこの法要の始まりといわれます。日本ではその40年後、文武天皇の時に百人の僧侶で読んだという記述が｢続日本書紀｣にあります。ちなみに大般若波羅密多経の要点を説いたものが般若心経といわれます。
毎年紅葉のライトアップの時期に大般若転読法要を始め、光明供錫杖法要や金曼供法要など開催いたしております。